はじめに
携帯見ながらごはん食べてる人!手をあげて!
はっとした人、そのこあなたです。
ながら食べは身体によくないこと、皆さんご存じでしょうか?
携帯見ながら、テレビ見ながら、ゲームしながら食事をしていると、
- 咀嚼回数の減少
- 満腹感の低下
- 味覚の鈍化
- 姿勢の悪化
などを引き起こす可能性があります。
嫌なことしかありませんね。
ながら食べが引き起こす悪影響
① 咀嚼回数の減少
ながら食べをしていると食事への集中が削がれてしまいます。
そのため、噛む回数が少なくなり、唾液の分泌量も減ってしまいます。
しっかり噛んでいる人と比べると、歯周病や虫歯になるリスクが高くなります。
② 満腹感が得られにくい
満腹感は咀嚼回数と関係があります。
噛むことで脳へ刺激が伝わり、満腹中枢を刺激するホルモンが分泌されます。
しかし、ながら食べでは咀嚼回数が減ってしまうため、ホルモンの分泌量が減り、満腹感が得られにくくなります。
③ 味覚の鈍化
咀嚼回数の減少により、唾液の分泌量は減少します。
唾液の量が減ると味覚が鈍くなり、つい食べ過ぎてしまいます。
また塩味や辛味なども感じにくくなってしまうため、味の濃いものを欲するようになります。
④ 姿勢の悪化
ながら食べでは、頭が下に下がり、背中が丸まり、犬食いのような姿勢になってしまいます。
姿勢が悪いと、噛む力および回数も減り、消化管への負担が大きくなります。
また小児では、顎の形・歯並びへの影響もあります。
健康的に食事をするためにできること
ながら食べを改善するために、次のことを意識してみましょう。
① 一口30回噛む
普段ご飯を食べていて、咀嚼回数を意識していますか?
ご自身の身体を気にかけている人であれば意識しているかもしれませんが、大半の人はあまり意識していないのが実情です。
しっかり噛むことで満腹中枢が刺激され、よく咀嚼された食物は消化管への負担を軽減します。
また唾液の分泌量も増え、口腔内のトラブルも招きにくくなります。
② 携帯・テレビを見ない
ながら食べでは、自分が何を食べているかしっかり認識できません。
せっかく美味しいものを食べていても、記憶に残らず、食べ過ぎにもつながります。
食事に集中するために、携帯はカバンにしまう、テレビは消すなど工夫しましょう。
③ 姿勢を正して食べよう
姿勢を良くするだけで、内臓の位置は正しい場所へ整います。
これだけでも消化管のパフォーマンスは向上します。(正確には「本来のパフォーマンスに戻る」ですね)
犬食いのような姿勢は、顎や歯並びにも悪影響を与えます。
顎を軽く引き、背筋を伸ばして食事を楽しみましょう。
まとめ
「食べる」という行為は、ただお腹を満たすだけではなく、体と心を整える大切な時間です。
ながら食べをやめて、食事をもっと大切に味わうことから、健康づくりを始めましょう!
次は運動について書く予定です。
桜も終わって徐々に暖かくなってきましたね😊
まだまだ朝晩は少し寒いので、皆様風邪などひかれませんように。
ではまた!
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